企画展 新春吉例「十二支考」輪読 -鶏に関する民俗と伝説-【終了】


イベント詳細


企画展 2016/12/3(土) ~ 2017/1/8(日)
講演会 2017/1/7(土)14:00~16:00(予定)

 

 南方熊楠は、1914(大正3)年の寅年から1923(大正12)年の亥年にかけて、当時の雑誌『太陽』(博文館)に、その年の十二支をテーマにした論考を発表しました。子年の論考は編集部の方針で不掲載、丑年については執筆されませんでしたが、これらの論考を総称して「十二支考(じゅうにしこう)」とよばれています。

 内容は、そのテーマの動物について、生態や伝承、民俗などを、古今東西の書物から引用するだけでなく、熊楠独自の見解を書き連ねています。しかし、情報が多く詰まりすぎており、熊楠の著作の中で、もっとも難読のものといえるでしょう。

 南方熊楠顕彰館では、新春を迎える恒例行事として、また、身近な作品として「十二支考」を楽しめるよう、その年生まれの研究者による展示と講演会を開催いたします。

 今回は、2017(平成29)年の十二支「酉」に関する論考「鶏に関する民俗と伝説」を取り上げます。

【企画展】
■会 期 2016年12月3日(土)~2017年1月8日(日)
■時 間 10:00~17:00(最終入館16:30)
■会 場 南方熊楠顕彰館
■担 当 菊地暁(京都大学人文科学研究所助教)、道明熙(南方熊楠顕彰会学術部副部長)
■入場料 無料

【講演会】
企画展と連動し、南方熊楠の論文「鶏に関する民俗と伝説」をテーマに、酉年生まれの研究者による講演会
□日 時 2017年1月7日(土)14:00~16:00(予定)
□会 場 南方熊楠顕彰館 1階学習室
□講 演 菊地暁(京都大学人文科学研究所助教)、道明熙(南方熊楠顕彰会学術部副部長)
□その他 申込み不要/直接会場にお越しください

 

■休館日  12/5(月)、12(月)、13(火)、19(月) 、26(月)~2017年1/4(水)